減災教育バーチャルリアリティ教材を国際会議で発表

2020-01-02 安藤亥二郎・業務調整員

耐震化技術の普及
  • 教材・普及プログラム

2019年11月26日から28日、名古屋市立大学の大橋さゆり(博士前期2年)さんが『ブータンにおける減災教育バーチャルリアリティ(VR)』教材を、マレーシアで開催された国際会議でデモンストレーションしました。

■発表内容: SVR-1 (Beta Version): An Educational VR Experience for Earthquake Disaster Mitigation in Bhutan

■著者: Sayuri Ohashi, Akari Kamiya, Soji Mochizuki, Ken Sonobe, Ryu Nakagawa, Takayoshi Aoki

■会議名: International Conference of Asia Digital Art and Design (ADADA2019), Kuala Lumpur, Malaysia, 26-28 Nov 2019

本VR教材はブータンの伝統建築家屋内で発生する地震を疑似体験し、家具転倒防止の対策などを学ぶことができます。同大学のアート&メディア・エクスペリエンス研究室(中川隆 准教授)が、ブータン人向け減災教育用に開発しています。2019年10月29日から11月1日、映像デザイン専門家の中川准教授がブータン人にVR教材を試用してもらい、意見を集めつつ使い勝手の改良をしました。