バーチャルリアリティ

2019-01-07 安藤亥二郎 業務調整員

耐震化技術の普及
  • 教材・普及プログラム

プロジェクトは減災にかかる耐震化技術をブータン国内へ普及するための教材を開発しています。その一環で2018年10月3日、内務文化省防災局(DDM)は名古屋市立大アート&メディア・エクスペリエンス研究室(中川隆・准教授)と共同で、一般市民向け仮想現実(Virtual Reality、以下VR)教材の試作品体験会を開催しました。VRとは、コンピュータで再現した人工的な環境を、顔に装着した大きなゴーグル型ディスプレイ装置で知覚できる技術です。DDM職員たちはVR教材を使いブータン伝統建築物内で起こる地震を仮想体験し、地震時の正しい避難方法などをゲーム感覚で学習しました。体験後、DDMは教材の使い勝手などコメントを映像デザイン専門家の中川准教授へ伝え、ブータン人に合ったVR教材へ向け改良を続けています。

VRのデモをする中川准教授

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