経済省地質鉱山局で震度計を全国に増設中(東部地区)

2022-04-21 宮良光一郎・業務調整員

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経済省地質鉱山局(DGM)が昨年11月から震度計設置のキャラバンを行い、東部4県(4 Dzongkhags)の46郡(46 gewogs)で設置を完了しました。内容は、ルンツェ県8郡、モンガル県17郡、タシヤンツェ県8郡、タシガン県13郡です。タシガン県では、2つの郡(MerakとSaktengのGewog)がCOVIDレッドゾーンに指定されているため、この2郡は未設になっています。巡業期間は約2か月以上続きDGMのメンバーには長い巡業となりました。これまでの観測点と合わせると147か所(進捗率72%)から震度データが入ってくるようになりました。コロナの影響を考慮しながら、残る南部の県の設置を計画しています。

  

写真:モンガル県Drametshe郡での震度計設置の様子(左)と震度計の操作を教える様子(右)

写真提供:地質鉱山局(DGM)

 

写真:タシガン県Phongmey郡での震度計設置の様子(左)と震度計の操作を教える様子(右)

写真提供:地質鉱山局(DGM)

震度計設置状況(Gewogs map) 緑色部は今回の設置、黄色部は既設

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