振動台操作講習会の開催

2021-11-29 宮良光一郎・業務調整員

耐震化技術の開発
  • 実験
  • 振動実験

2021年9月24日に内務省文化局(DOC)で振動台操作講習会が遠隔で行われました。操作演習は、操作マニュアルや日本側専門家の指導を参考に、試行錯誤しながら機械の電源を入れたり切ったりすることから始まりました。何度か試みた後、カウンターパートは一連の操作を無事学ぶことができました。この装置は、過去の地震データを入力することにより、過去に発生した地震動を作成することができます。今回は、日本側研究者が作成したプログラムを入力して、振動台の操作方法を学びました。これからカウンターパートは振動プログラムを作る方法、それを入力する方法、そしてそれを操作する方法を習得してゆきます。また、振動台上に座って実際の地震を体験する地震シミュレーションプログラムも企画しています。今後は、ブータン側の主導で試験体の振動台試験を実施することになります(日本側からは遠隔支援)。

 

写真:振動台にプログラムを入れる様子(写真提供は文化局)

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