減災教育用VR(新バージョン)の開発

2021-01-10 宮良光一郎・業務調整員

耐震化技術の普及
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2020年10月から12月まで、名古屋市立大学(NCU)中川研究室の大学院生薗部健さんが学外実務プロジェクト(同大学院によるインターンシップ制度)において、ブータン防災局(DDM)に受け入れ先となってもらい、カウンターパートのMr. Sonamプロジェクトマネジャーに遠隔にて指導を受けました。指導を受けながら、薗部さんはSATREPSのための新バージョン減災教育用Virtual Reality(VR)を開発しました。この新バージョンVRはブータン文化局(DOC)に設けられている実大実験場をモチーフとした体験がベースとなっており、SATREPSプロジェクトの研究成果と直結するユニークな体験を特徴としています。これまでのVR教材と共に利用して減災教育が広められ、理解されるのに役立つものと期待されます。

 

                    画像: 開発中の画面を共有しながらMr.Sonamプロジェクトマネージャーにプレゼンする薗部さん (3Dモデル制作協力:寺田有希さん(中川研3年))

                遠隔で打ち合わせする中川先生、薗部さん(名市大)とMr. Sonam(DDM)

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