BBS教育番組が公開実験を取材

2020-01-04 安藤亥二郎・業務調整員

耐震化技術の開発
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2019年12月19日、内務文化省文化局(Department of Culture: DOC)が振動台実験と実物大民家の静的載荷実験を公開しました。振動台実験は、ティンプーで発生した地震を振動台装置で再現し、二つの石積造試験体(1/6スケールの補強有りと無し)を振動台上で揺らし、構造物の反応、補強効果、強度と崩壊傾向などデータを集めました。一方、静的載荷実験は、はじめから耐震補強した実物大の石積造民家を油圧ジャッキで押し、補強効果の検証と崩壊傾向を理解するデータを収集しました。ブータンのマスコミが実験の様子を取材し、現地テレビのニュースや新聞で報道されました。また、ブータン国営放送(BBS)の教育番組Royal Tutorial Projectが実験を詳しく取材し、高校生向け科学教育番組を作成しました。

クエンセル新聞の記事(2019/12/20)Kowing the strengthen of traditional homes

BBSニュース (2019/12/20)Testing the resilience of traditional structures to earthquake

 

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